唐招提寺

開基は中国・唐出身の僧・鑑真。奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。

唐招提寺 礼堂
Toshoaiji Temple Worship Hall
重要文化財
 入母屋造(桁行19間・梁間3間)
 本瓦葺
 建仁2年(1203)の造立
 仏舎利を安置した鼓楼に対する礼堂
唐招提寺 礼堂
(2013/07/20撮影)

 歴史

時代 内容
建設当初 東室と称し、三面僧房の一つで、僧の住居の場。
鎌倉時代 僧房の前方部を改造して用途を変更し、釈迦如来像を安置した厨子と舎利厨子を南北に配し、釈迦念仏の道場とする。

 建築

  • 鼓楼の東に位置する南北19間の細長い建物
  • 南側8間が礼堂
  • 北側10間が東室、その間の1間は馬道と呼ばれる通路

 堂内


釈迦如来立像
Standing statue of Shakanyorai
重要文化財
唐招提寺礼堂 釈迦如来立像

(引用:新版 古寺巡礼奈良8『唐招提寺』淡交社)


  • 像内の納入文書135通から正嘉2年(1258)4~6月、約1万人の僧俗が結縁して造像したとされる。
  • 木造 像高:166.7cm
  • 釈迦念仏会を行うために修造された礼堂に安置。
  • 清涼寺式。
  • 直接清涼寺像を参照したというよりは、宝治2年(1248)に造られた西大寺の釈迦如来立像を倣ったとされる。


黒漆舎利厨子・日供舎利塔
Kokushitsu-Syarizushi・Nikusyarito
重要文化財
唐招提寺礼堂 舎利厨子・日供舎利塔

(引用:新版 古寺巡礼奈良8『唐招提寺』淡交社)


  • 舎利厨子 高さ:158.0cm 木製・黒漆塗
  • 日供舎利塔 高さ:47.8cm 銅鋳造・鍍金
  • 礼堂再建の弘安7年(1284)頃の制作と推定。
  • 台框座の天板裏に、元亨2年(1322)と嘉吉元年(1441)の修理墨書銘が記される。
  • 舎利厨子は10/21~23(釈迦念仏会)には金亀舎利塔を安置するが、普段は日供舎利塔を安置している。
  • 舎利厨子は、方形基壇の上に台框座(だいがまちざ)を置き、四隅に細い面取りの大きい柱を建て、屋根は宝形造としている。屋根の頂上には露盤を据え金銅製の宝珠を戴き、隅木の先は蕨手(わらびて)に作る。
  • 比較的ゆるい屋根の勾配、柱の大きな面取り、格狭間(こうざま)などは鎌倉時代の様式を示す。

 関連リンク

唐招提寺 公式サイト

 案内

住所

  • 奈良市五条町13-46

交通

  • 西ノ京駅 ~ 徒歩6分

拝観 詳細

  • 時間 8:30~17:00
  • 料金 600円
    (別途 御影堂:500円/新宝蔵:200円)