唐招提寺

開基は中国・唐出身の僧・鑑真。奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。

唐招提寺 南大門
Toshoaiji Temple Main Southern Gate
天平様式で再建
 切妻造(5間3扉)
 本瓦葺
 昭和35年(1960)の再建
 複製の勅額が掛かる
唐招提寺 南大門
(2013/07/20撮影)

 寺宝


勅額
Imperial Scroll
重要文化財
唐招提寺南大門 勅額
南大門のものは複製:実物は新宝蔵に収蔵
(2016/05/04撮影)

  • 木製 縦148.0cm 横117.0cm
  • 孝謙天皇の御筆と伝えられる。
  • 講堂または中門に掲げられていたと伝わる。
  • 文字は王義之(おうぎし)の書風にならった細身の行書で、字の輪郭線からやや斜め内側に刀を入れて刻まれてる。
  • 中央の大部分はヒノキの一枚板
  • 元は飾り縁が付いていた。
  • 奈良時代の扁額で現存するのは東大寺西大門とこの扁額の2つ。
唐招提寺 勅額
勅額(引用:新版 古寺巡礼奈良8『唐招提寺』淡交社)

この勅額の書体とレイアウトが現在の唐招提寺のロゴとなって、パンフレットやグッズなどいろいろなところに使用されている。

 関連リンク

唐招提寺 公式サイト

 案内

住所

  • 奈良市五条町13-46

交通

  • 西ノ京駅 ~ 徒歩6分

拝観 詳細

  • 時間 8:30~17:00
  • 料金 600円
    (別途 御影堂:500円/新宝蔵:200円)