世界文化遺産(法隆寺地域の仏教建造物)
[平成5年(1993)登録]
国指定史跡
基本
- 南都七大寺
- 山号 : なし
- 院号 : なし
- 宗派 : 聖徳宗(総本山)
- 開基 : 推古天皇・聖徳太子
- 斑鳩寺、法隆学問寺とも呼ばれた。
本尊
- [西院]釈迦三尊
- [東院]救世観音菩薩
札所
- 大和北部八十八ヶ所霊場 50番(北室院)
- 大和北部八十八ヶ所霊場 51番(西円堂)
- 聖徳太子霊跡 14番
所在地
歴史
創建期 飛鳥~奈良時代
時期 | 内容 |
---|---|
用明元年(586) | 用明天皇のが病気の平癒を祈って薬師像と寺の造営を発願。 |
推古9年(601) | 斑鳩宮に隣接して、斑鳩寺を造営。 |
推古15年(607) | 推古天皇と聖徳太子が建立。 |
推古30年(622) | 聖徳太子が斑鳩宮で没する。 |
皇極2年(643) | 蘇我入鹿に攻められ、山背大兄王が自害。斑鳩宮が焼失。 |
天智9年(670) | 斑鳩寺(若草伽藍)が火災により焼失。 |
和銅4年(711) | 主要建物はほぼ再建。⇒ 西院伽藍 |
天平11年(739) | 僧・行信による阿倍内親王の春宮坊への奏上を受けて、斑鳩宮跡地に上宮王院を造営。 |
法隆寺再建・非再建論争
- 明治時代の半ばまで、法隆寺の西院伽藍の建物は創建以来一度も火災に遭わず、飛鳥時代に聖徳太子が建立したまま残っていたと考えられていた。
- 歴史学や建築史学の進歩とともに、現存する法隆寺の伽藍は火災で一度焼失した後に再建されたものという意見(再建論)が明治20年(1887)頃から出てくるようになった。
- 若草伽藍跡の発掘調査の結果により、再建論が定説となっている。
若草伽藍
- 昭和14年(1939)、若草伽藍が発掘される。出土した瓦の年代などから飛鳥時代の建立と確定。
- 昭和55~60年(1980~1985)の防火工事に伴う発掘調査では、若草伽藍の北と西の寺域を区画する塀や新旧二条の南北方向の水路が発見される。
- 古い水路は若草伽藍の建立以前の谷川で、7世紀初め頃に谷川の南半分を埋めて若草伽藍の塀をつくっている。
- 新しい水路を古い水路の西につけている。
- 新水路は7世紀中頃までは機能していた。
- 後に古い水路の北半分を埋めて西院伽藍の回廊を建設した。
- 年代は出土した土器から7世紀末頃
- 若草伽藍と西院伽藍の寺域が重複することから、西院伽藍は若草伽藍の廃絶後に計画されたと考えられる。
(『奈良の寺―世界遺産を歩く― 奈良文化財研究所編』より引用)
(引用:『法隆寺若草伽藍跡発掘調査報告書 奈良文化財研究所学報第76冊』)
平安時代~幕末
時期 | 内容 |
---|---|
延暦17年(798) | 十大寺の一つに数えられ、官の大寺として朝廷の尊崇する寺となる。 |
貞観元年(895) | 僧・道詮が上宮王院の修理を奏上し、修復。 |
延長3年(925) | 講堂、鐘楼が焼失。 |
正暦元年(990) | 講堂、鐘楼を再建。 |
長元2年(1035) | 西大門を建立。 |
承暦年間(1077~1081) | 西室が焼失。 |
永久4年(1116) | 西院と上宮王院で相論が起こり、院主隆厳が解任。 ⇒ 上宮王院は法隆寺の別当の支配下に入り、一体化。 |
保安3年(1122) | 太子信仰の高揚に伴い事業が盛行。 |
承久元年(1219) | 舎利殿を修理。 |
寛喜2年(1230) | 夢殿を大改造。 |
寛喜3年(1231) | 西室を再建。南7間を三経院、北12間を西室とする。 礼堂を修理。 南大門が中門前の手水屋付近の石段から南方(現在の位置)に移転。 ⇒ 築垣の南方に造られた華苑院や西園院など子院を取り込むのが目的。 |
嘉禎2年(1236) | 回廊を修理。⇒ 東院の様相が一変。 |
建長2年(1250) | 西円堂を再建。 |
文永5年(1268) | 三経院を再建。 |
弘安7年(1284) | 聖霊院を再建。 |
文保2年(1318) | 上御堂を再建。 ⇒ 現在の法隆寺はほぼこの時期のものを受け継ぐ。 |
14世紀頃~ | 西円堂本尊の薬師如来への信仰が盛んになる。 ⇒ 男性は武器、女性は鏡を奉納するのが習わしとなる。 |
永享7年(1435) | 南大門が焼失。 |
文安2年(1445) | 南大門を再建。 |
慶長年間(1596~1615) | 豊臣秀頼による大修理。 |
元禄5年(1692)~宝永4年(1707) | 将軍・綱吉と桂昌院の援助や出開帳を基に大修理。 |
近現代
時期 | 内容 |
---|---|
明治政府の神仏分離令により未曾有の危機に直面。 ⇒ 仏教宗派は「天台・真言・浄土・真宗・禅・日蓮・時宗」の7宗に統合 ⇒ 南都各宗派の寺院はそれまでの宗派を名乗れない。 ⇒ 薬師寺・唐招提寺・西大寺と共に真言宗に所属。 |
|
明治11年(1878) | 皇室への宝物を献納した結果の賜金で難を脱する。 |
明治15年(1882) | 興福寺と共に離脱して法相宗を復活。 |
昭和25年(1950) | 法相宗より独立、聖徳宗を立宗。 |
平成5年(1993) | 世界文化遺産『法隆寺地域の仏教建造物群』に登録。 |
伽藍
西院伽藍
- 金堂と五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍に区画される。
- 両院伽藍の周辺には多数の子院が存在し、それらを囲んだ築地塀が長く延びる。
名称 | 建立時期 | 詳細 |
金堂 | 飛鳥・白鳳期 | 詳細ページ |
南大門 | 室町(永享10年) | |
中門・回廊 | 飛鳥・白鳳期 | |
五重塔 | 飛鳥・白鳳期 | 詳細ページ |
大講堂 | 平安(正暦元年) | |
経蔵 | 奈良・8世紀初頭 | |
鐘楼 | 平安・11世紀初頭 | |
東室 | 飛鳥~奈良 | |
妻室 | 平安(保安2年) | |
聖霊院 | 鎌倉(弘安7年) | |
鋼封蔵 | 平安・10世紀 | |
三経院 | 鎌倉(寛喜3年) | |
西室 | 鎌倉(文永5年) | |
西円堂 | 鎌倉(建長2年) | |
上御堂 | 鎌倉(文保2年) | |
西園院 ※ 法隆寺の本坊(住職の住まい) |
江戸時代 | |
食堂 | 奈良 | |
細殿 | 鎌倉後期 |
東院伽藍
- 発掘調査の結果から、斑鳩宮の跡地
- なお、現在の主な建造物は次のとおり。
名称 | 建立時期 | 詳細 |
東大門 | 平安後期 | |
夢殿 | 奈良(天平11年) | |
伝法堂 | 奈良(天平11年) | |
東院鐘楼 | 鎌倉 | |
礼堂 | 鎌倉 | |
舎利殿・絵殿 | 鎌倉(承久元年) |
子院
- いずれも非公開。
名称 | 建立時期 | 詳細 |
中院 | ||
宝珠院 | ||
律学院 | ||
宗源寺 | ||
福園院 | ||
北室院 | ||
地蔵院 | ||
宝光院 | ||
弥勒院 | ||
実相院 | ||
普門院 | ||
観音院 | ||
福生院 | ||
円成院 |
国宝
彫刻
名称 | 適用 | 詳細 |
銅造釈迦如来及び両脇侍像 | 金堂 | 詳細ページ |
銅造薬師如来坐像 | 金堂 | 詳細ページ |
木造四天王立像 | 金堂 | 詳細ページ |
木造毘沙門天・吉祥天立像 | 金堂 | 詳細ページ |
塑造塔本四面具78躯・2基 | 五重塔 | 詳細ページ |
木造金剛力士立像2軀 | 南大門 | |
木造薬師如来及び両脇侍坐像 | 大講堂 | |
乾漆薬師如来坐像 | 西円堂 | |
木造観音菩薩立像 | 夢殿 | |
乾漆行信僧都坐像 | 夢殿 | |
塑造道詮律師坐像 | 夢殿 | |
木造釈迦如来及び両脇侍坐像 | 上御堂 | |
銅造阿弥陀如来及び両脇侍坐像(伝橘夫人念持仏)・木造厨子 | 大宝蔵院 | |
銅造観音菩薩立像(夢違観音) | 大宝蔵院 | |
木造観音菩薩立像(九面観音) | 大宝蔵院 | |
木造観音菩薩立像(百済観音) | 大宝蔵院 | |
木造地蔵菩薩立像 | 大宝蔵院 | |
木造聖徳太子・山背王・殖栗王・卒末呂王・恵慈法師坐像 | 聖霊院 |
工芸品
名称 | 適用 | 詳細 |
玉虫厨子 | ||
黒漆螺鈿卓 | ||
四騎獅子狩文綿 |
重要文化財
建造物
名称 | 適用 | 詳細 |
西院大垣3棟 | ||
西院西南隅子院築地2棟 | ||
西院東南隅子院築地2棟 | ||
西園院唐門 | ||
西園院上土門 | ||
西園院客殿 | ||
新堂 | ||
大湯屋 | ||
大湯屋表門 | ||
中院本堂 | ||
宝珠院本堂 | ||
薬師坊庫裏 | ||
地蔵堂 | ||
上御堂 | ||
細殿 | ||
妻室 | ||
律学院本堂 | ||
福園院本堂 | ||
旧富貴寺羅漢堂 | ||
宗源寺四脚門 | ||
東院四脚門 | ||
東院南門 | ||
東院回廊2棟 | ||
東院礼堂 | ||
東院絵殿及び舎利殿 | ||
東院大垣3棟 | ||
北室院本堂 | ||
北室院太子殿 | ||
北室院表門 |
絵画
名称 | 適用 | 詳細 |
金堂内陣旧壁画20面(飛天図) | 金堂 | 詳細ページ |
金堂外陣旧壁画12面 ・釈迦浄土図 ・菩薩像 ・観音菩薩像 ・勢至菩薩像 ・菩薩像 ・阿弥陀浄土図 ・観音菩薩像 ・文殊菩薩像 ・弥勒浄土図 ・薬師浄土図 ・普賢菩薩像 ・十一面観音像 |
金堂 | 詳細ページ |
五重塔初層旧壁画18面(菩薩像6、山水図12) | ||
絹本着色五尊像 | ||
絹本着色孔雀明王像 | ||
絹本着色十六羅漢像 八曲屏 | ||
絹本着色星曼荼羅図(1902年指定) | ||
絹本着色星曼荼羅図(2004年指定) | ||
絹本着色法華曼荼羅図 | ||
絹本着色聖皇曼荼羅図 尭尊筆 | ||
絹本着色聖徳太子像 | ||
絹本着色聖徳太子勝鬘経講讃図 | ||
絹本着色毘沙門天像 | ||
絹本着色蓮池図(旧舎利殿須弥壇後壁貼付) 二曲屏風 | ||
絹本着色扇面古写経 |
彫刻
名称 | 適用 | 詳細 |
塑造金剛力士立像2躯(吽形躯部木造) | 中門 | |
銅造阿弥陀如来及び脇侍像 2躯 附:像内納入品(万坏供養摺札225枚、阿弥陀如来及び両脇侍摺仏101枚) |
金堂 | 詳細ページ |
木造伝観勒僧正坐像 | 経蔵 | |
木造四天王立像 | 大講堂 | |
木造地蔵菩薩立像 | 聖霊院 | |
木造如意輪観音坐像 | 聖霊院 | |
木造阿弥陀如来坐像 | 三経院 | |
木造持国天・増長天立像 | 三経院 | |
木造十二神将立像 | 西円堂 | |
木造千手観音立像 | 西円堂 | |
木造地蔵菩薩半跏像 | 地蔵堂 | |
木造四天王立像 | 上御堂 | |
塑造薬師如来坐像 | 食堂 | |
木造薬師如来両脇士像 | 新堂 | |
木造四天王立像 | 新堂 | |
木造不動明王及び二童子立像 | 護摩堂 | |
木造弘法大師坐像 | 護摩堂 | |
木造文殊菩薩騎獅像 | 宝珠院本堂 | |
木造聖観音立像 | 夢殿 | |
木造聖徳太子立像 | 夢殿 | |
乾漆阿弥陀如来及び両脇侍像(中の間本尊) | 伝法堂 | |
乾漆阿弥陀如来及び両脇侍像(西の間本尊) | 伝法堂 | |
乾漆阿弥陀如来及び両脇侍像(東の間本尊) | 伝法堂 | |
木造梵天・帝釈天立像 | 伝法堂 | |
木造四天王立像 | 伝法堂 | |
木造薬師如来坐像 | 伝法堂 | |
木造釈迦如来坐像 | 伝法堂 | |
木造弥勒仏坐像 | 伝法堂 | |
木造阿弥陀如来坐像 | 伝法堂 | |
木造阿弥陀如来及び両脇侍像 | 北室院本堂 | |
金銅釈迦如来文殊菩薩像一座(戊子年銘) | 大宝蔵院 | |
塑造吉祥天立像 | 大宝蔵院 | |
金銅薬師如来坐像(伝西円堂薬師如来胎内仏) | 大宝蔵院 | |
木心乾漆弥勒菩薩坐像 | 大宝蔵院 | |
木造文殊・普賢菩薩立像(伝六観音のうち) | 大宝蔵院 | |
木造日光・月光菩薩立像(伝六観音のうち) | 大宝蔵院 | |
木造観音・勢至菩薩立像(伝六観音のうち) | 大宝蔵院 | |
金銅誕生釈迦仏立像1躯 | 大宝蔵院 | |
金銅観音菩薩立像5躯 | 大宝蔵院 | |
塑造梵天・帝釈天立像 | 大宝蔵院 | |
塑造四天王立像 | 大宝蔵院 | |
厨子入木造聖徳太子坐像 円快作 | 大宝蔵院 | |
木造如意輪観音坐像 | 大宝蔵院 | |
厨子入銅板押出阿弥陀三尊及僧形像 | 大宝蔵院 | |
銅板押出如来及び両脇侍立像(板扉貼付) | 大宝蔵院 | |
銅板舟形後屏(銅板押出天蓋付) | 大宝蔵院 | |
銅造観音菩薩立像(伝・金堂薬師如来脇侍)2躯 | 大宝蔵院 | |
銅造観音菩薩立像 | 大宝蔵院 | |
木造薬師如来坐像 | 大宝蔵院 | |
木造釈迦如来坐像 | 大宝蔵院 | |
木造阿閦如来坐像 | 大宝蔵院 | |
木造阿弥陀如来坐像(像高92cm) | 大宝蔵院 | |
木造阿弥陀如来坐像(像高34cm) | 大宝蔵院 | |
木造聖観音立像(像高165cm) | 大宝蔵院 | |
木造聖観音立像(像高182cm) | 大宝蔵院 | |
木造普賢延命坐像 | 大宝蔵院 | |
木造天鼓音如来坐像 | 大宝蔵院 | |
木造千手観音立像 | 大宝蔵院 | |
木造弥勒菩薩半跏像 | 大宝蔵院 | |
木造弥勒菩薩坐像 | 大宝蔵院 | |
木造善女竜王立像 | 大宝蔵院 | |
木造光背 | 大宝蔵院 | |
磚製阿弥陀如来及び脇侍像 | 大宝蔵院 | |
金銅僧徳聡等造像記(甲午年銘) | 大宝蔵院 | |
木造伎楽面 1面 | 大宝蔵院 | |
木造舞楽面 35面 (胡徳楽7、地久7、退宿徳2、石川、抜頭、還城楽、二ノ舞2、新鳥蘇5、皇仁庭2、崑崙八仙4、陵王、納曽利2、附:散手、崑崙八仙) |
大宝蔵院 | |
木造行道面(聖霊会所用)10面 (獅子頭2、綱引、蝿払、八部衆6、附:八部衆残欠1片) |
大宝蔵院 | |
木造菩薩面3面(附:菩薩面5面) | 大宝蔵院 | |
木造追儺面 3面 | 大宝蔵院 | |
木造阿弥陀如来坐像 | 東京国立博物館寄託 | |
金銅釈迦如来立像 | (1910年盗難) |
工芸品
名称 | 適用 | 詳細 |
銅水瓶 | ||
銅壺(香水壺) | ||
金銅鉢 3口 | ||
金銅装唐組垂飾残闕 | ||
無文磬 銘東院 | ||
金銅雲形磬 | ||
金銅火舎 貞治五年銘 | ||
金銅花瓶 乾元元年銘 | ||
金銅法具類 一具 ・火舎(かしゃ)4口 ・花瓶(けびょう)4口 ・六器 台皿付24口 ・飲食器(おんじきき)2口 ・金剛盤 1面(正安二年銘) ・四橛(しけつ) 4本 ・灑水器(しゃすいき) 1口 ・塗香器(ずこうき) 1口 |
||
鋳銅六器 盞一口欠 12口 | ||
銅錫杖 | ||
銅錫杖(輪頂五輪塔) | ||
銅錫杖(輪頂宝瓶) | ||
銅鐘 | 鐘楼 | |
銅鐘 | 東院鐘楼 | |
木造天蓋3箇 | 金堂 | |
鼉太鼓(だだいこ)一対 | ||
木造鉦鼓台 3基 附:舞台 | ||
木造鉦鼓台 3基 附:舞台 | ||
黒漆華形大壇 正応二年銘 | ||
黒漆布薩手洗2口 | ||
黒漆布薩花器1口 | ||
銅水瓶3口 | ||
黒漆六角厨子 | ||
石燈籠 | ||
蜀江錦 3面 |
書跡・典籍
名称 | 適用 | 詳細 |
大慈恩寺三蔵法師伝 巻第一、第七、第九 3巻 | ||
大方広仏華厳経 巻第四十二 | ||
附法伝 残巻(敦煌出土) | ||
弥勒上生経疏 上巻 | ||
大唐西域記(巻第二、十二欠)10巻 | ||
大般若経(写経470巻 版経130巻)600巻 | ||
版本成唯識論述記(巻第十末写本)20冊 | ||
崇俊塔銘 | ||
恵沼神塔碑 李邕撰 | ||
七大寺巡礼私記 残巻 | ||
法隆寺一切経 890巻(附:補写経36巻、保安三年三月廿三日僧林幸勧進状1巻) | ||
法隆寺縁起白拍子 貞治三年重懐書写奥書 | ||
文書(天平勝宝三年五月廿一日下総国司解以下11通) 1巻 | ||
法隆寺領播磨国鵤庄絵図 嘉暦四年卯月日(附:同庄絵図案(至徳三年書写裏書)) |
古文書・考古資料・歴史資料
名称 | 適用 | 詳細 |
木造百万小塔 | ||
木造十万節塔(残欠蓮座付) | ||
木造一万節塔(蓮座付) 附:木造組立小塔六基、外二残欠屋蓋三箇、台二箇 ・陀羅尼一百巻自心印陀羅尼 三十九巻 ・陀羅尼一百巻相輪陀羅尼 二十七巻 ・陀羅尼一百巻根本陀羅尼 二十七巻 ・陀羅尼一百巻六度陀羅尼 七巻 |
||
十七条憲法板木 弘安八年施入 | ||
調布 2枚 内一枚、天平勝宝四年十月常陸国信太郡貢進墨書 | ||
法隆寺枡 2口 ・一升枡 康正二年銘(1456年)(観音講枡) ・一升枡 天正二年銘(1574年) |
||
法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 363枚 |
年間行事
伝統行事
時期 | 名称 | 適用 | 詳細 |
1/1 | 朝拝之儀 | 聖霊院 | |
1/1~3 | 舎利講 | 舎利殿 | |
1/5 | 初護摩祈願法要 | 護摩堂 | |
1/8~14 | 金堂修正会 | 金堂 | |
1/16~18 | 上宮王院修正会 | 夢殿 | |
1/26 | 金堂壁画焼損自粛法要 | 金堂 | |
2/1~3 | 西円堂修二会 | 西円堂 | |
2/3 | 追儺式(鬼追い式) | 西円堂 | |
2/5 | 三蔵会 | 三経院 | |
2/15 | 涅槃会 | 大講堂 | |
2/21 | 聖徳太子御忌・彗慈忌 | 聖霊院 | |
3/2 | 道詮忌 | 夢殿 | |
3/7 | 推古天皇御忌 | 聖霊院 | |
3/8 | 良謙忌 | ||
3/17 | 定朝忌 | ||
3/22~24 | お会式(聖霊会) | 聖霊院 | |
4/8 | 仏生会 | 食堂 | |
4/9 | 用明天皇御忌 | 聖霊院 | |
4/11 | 夢殿本尊開扉法要 | 夢殿 | |
5/16 | 夏安居開白法要 | 西室 | |
7/7 | 弁天会 | ||
7/24 | 東院地蔵会 | 伝法堂 | |
8/14~15 | 孟蘭盆会 | ||
8/15 | 夏安居結願法要 | 西室 | |
8/24 | 閼伽井坊地蔵会 | ||
9/2 | 覚勝会 | ||
9/23 | 彼岸会 | ||
10/2 | 行信忌 | 夢殿 | |
10/8 | 西円堂奉納鏡奉納大般若経転読法要 | 西円堂 | |
10/22~11/23 | 夢殿本尊秋季特別開扉 | 夢殿 | |
11/3 | 崇峻天皇御忌、山背大兄王御忌、藤ノ木古墳参拝 | 聖霊院 | |
11/13 | 慈恩会 | 大講堂 | |
11/15 | 勝鬘会 | 大講堂 | |
12/8 | お身拭い | 金堂、大講堂、夢殿 | |
12/21 | 間人皇后御忌 | 聖霊院 |
関連リンク
案内