大神神社

古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える国内最古の神社。

大直禰子神社
Ootataneko-Jinja Shrine
大神神社 摂社
 例祭:4月8日
 三輪明神の神宮寺の一つ、廃仏毀釈までは大御輪寺と呼ばれた
 聖林寺にある十一面観音菩薩立像が安置されていた
 大物主大神の子孫を祀ることから若宮社と呼ばれる
大直禰子神社鳥居

 主祭神

  • 大直禰子(おおたたねこ)
  • 少彦名命(すくなびこなのみこと)
  • 活玉依姫命(いくたまよりひめ)

 由緒

時期 内容
奈良時代後期 大神神社の神宮寺として建立されたと推定。
平安時代 正堂を解体修理。
弘安8年(1285) 西大寺・叡尊が大規模修理し、本堂を再建。寺名を大神寺から大御輪寺に改名。
応永19年(1412) 大改造が行われ、内外陣の小屋組を組み直して現状のような一棟とした。
明治時代 神仏分離令により若宮社となる。

 建築

社殿
Shrine buildings
重要文化財
 入母屋造(桁行5間・梁間5間)
 本瓦葺
 平成元年(1985)解体修理
 内陣に奈良時代創建時の古材が残る
 創建時から平安・鎌倉時代と変遷する構造が特徴
大直禰子神社 社殿

  • 内陣の部分の桁行5間・梁間2間は奈良時代後期に建造されたと推測される。
  • 梁行柱筋が通らず、外陣の大梁も屋根を変更したために桁行方向に架かており、内陣(平三斗)と外陣(舟肘木)の組物が異なる。
  • 小屋組内に転用されている部材には、当初材、平安時代の修理用材、鎌倉時代の木瓦材と小屋組材が存在。
    ⇒ 当初材は棟木・桁・梁・垂木・長押などの良質の檜材で、仕口などの古風な手法が残る。
    ⇒ 桁は内陣の舟肘木や小屋組物の束受けに転用される。
大直禰子神社社殿 正面図
正面図
大直禰子神社社殿 側面図
側面図

引用:日本の古社「大神神社」 淡交社

 境内

  • 社殿に向かって左に御誕生所社(祭神:鴨津美良姫命 「安産の守護神」)、右に琴平社(祭神:大物主神 「火難除の守護神」)がある
大神神社摂社 大直禰子神社 御誕生所社
御誕生所社
大神神社摂社 大直禰子神社 琴平社
琴平社

 宝物

周書断簡
Shusyo Fragmentary Leaves
重要文化財
大神神社 周書断簡

  • 紙本墨書
  • 平安時代初期
  • 楊忠伝逸文上・下および王維伝逸文とを一巻に貼り合わした古抄本
  • 大正12年(1923)、大直禰子神社本殿の屋根裏から発見された。
  • 奈良国立博物館に寄託。
 

 関連リンク

大神神社 公式サイト

 案内

住所

  • 桜井市三輪1422

交通

  • 三輪駅 ~ 徒歩5分

参拝

  • 時間 自由
  • 料金 無料