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本薬師寺跡

Motoyakushi-ji Tample Ruins

特別史跡

所在地

  • 畝傍御陵前駅の東側ロータリーから東に延びる道を進み、国道169号を横切って東に300mのところに位置する。
  • 藤原京右京八条三坊に位置する。
本薬師寺跡 位置図
本薬師寺跡 位置図

発掘調査

1990年代

  • 平城京にある薬師寺と同規模の二塔一金堂を持つ、薬師寺式伽藍配置であったこと。
  • 主要伽藍は平城京遷都後も存在し、修造に際して、平城京の薬師寺の瓦が供給されたこと。
  • 中門や回廊の発掘調査からは規模や構造などが平城京の薬師寺とは異なることが明らかになった。

歴史

  • 天武9年(680)、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒のために発願。
  • 皇后の病気は間もなく平癒したので、寺の工事は進まず。
  • 大宝元~2年(701~702)まで造営は続いたとされる。
  • 平城京遷都に伴い京内に薬師寺が創建される。
    ⇒ もとの伽藍は「本薬師寺」と称される。

特徴

 金堂跡
本薬師寺跡 金堂基壇上の礎石
金堂跡
  • 金堂建物は、7間✕3間と推定
  • 庇の側面に裳階が付いていたとも考えられる。
  • ほぼ全体が露出した礎石は、花崗岩自然石の上部に方形座を造り出したもの。
  • 基壇は東西29.5m、南北18.2m
  • 周囲に玉石敷の犬走りと雨落溝がある。
 東棟跡
本薬師寺跡 東塔跡
東塔跡
  • 舎利孔をもつ心礎と礎石15個がほぼ現在位置を保つ。
  • 基壇は、一辺14.2mに復原
  • 周囲に玉石敷の犬走りと雨落溝がある。
 西塔跡
本薬師寺跡 西塔跡礎石
西塔跡
  • 出枘(でほぞ)の心礎が残るのみ。
  • 基壇は、一辺13.5mで掘込地業が確認された。
  • 周囲に玉石敷の犬走りと雨落溝がある。

※ 周囲一帯は、ホテイアオイの定植農園(城殿町霜月会主催)になっている。

保存と展示

  • 現在、金堂跡、東塔跡、西塔跡として基壇と礎石が残されている。
【伽藍配置】本薬師寺跡
本薬師寺跡 伽藍配置

参考文献

  • 奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック 網干善教 監修 奈良商工会議所 編 山と渓谷社
  • 奈良県の歴史散歩 (下)奈良南部 [歴史散歩29] 山川出版社
  • 奈良古社寺辞典 吉川弘文館
  • 飛鳥史跡事典 木下正史 吉川弘文館

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<所在地>

  • 橿原市城殿町

 

<アクセス>

  • 畝傍御陵前駅 ~ 徒歩10分

 

<見学>

  • 時間 自由
  • 料金 無料

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